製品全般
塗料を購入したいのですが?
塗料販売店をご紹介します。本ウェブサイトの問い合わせフォームまたは電話にてお問い合わせください。
SDS(安全データシート)がほしい。
原則として、塗料を購入された販売店よりお渡ししています。まずは、販売店にお問い合せください。
RoHs指令やELV指令などの海外規格に対応した製品はありますか?
本ウェブサイトの問い合わせフォームまたは電話にてお問い合わせください。
現場で専用シンナーがなくなってしまいました。ラッカーシンナーで代用できますか?
塗膜性状に不具合が起きる恐れがあります。専用シンナーをご使用下さい。
塗装後の塗膜厚管理方法は?
主に、ウェット膜厚管理とドライ膜厚管理の2種類があります。
・ウェット膜厚管理:塗装直後にウェットゲージを用い測定します。
・ドライ膜厚管理:塗膜硬化後に磁石方式・電磁式方式等の膜厚計などを用い測定します。
亜鉛めっきに塗装したいのですが、何を塗ればよいですか?
どぶ漬けめっきともいわれる溶融亜鉛めっきへの塗装は可能ですが、注意が必要です。
新設の溶融亜鉛めっきには、製造過程で使われた付着阻害物質が付着している可能性が高いため、溶融亜鉛めっき専用の塗料を使用しないと、せっかくの塗装が剥がれやすいという問題が生じます。
当社のユニコープMPシリーズは亜鉛めっきに対し良好な付着力を発揮する塗料です。
エーエスペイント製(旧日本ペイント防食コーティングス製)の塗料が放置されているので引き取ってもらえますか?
販売済みの製品は、当社が産業廃棄物処理業の認可を取得していないこともあり、お引き取りすることができません。不法投棄と思われる場合には、警察に相談されることをおすすめします。
JIS品の塗料はありますか?
以下の塗料がJIS取得製品となります。
ジンキー10P:JIS K 5552 1種 / ジンキー300Z:JIS K 5552 2種 / ジンキー300ZHB:JIS K 5553 2種
ステンレス、アルミに塗れる塗料はありますか?
ユニコープMPシリーズがお薦めです。素材の番手により推奨塗料が異なりますので、本ウェブサイトの問い合わせフォームまたは電話にてお問い合わせください。
亜鉛末含有塗料
ジンクリッチペイントとはどんな塗料ですか?
防錆顔料に亜鉛粉末を使用した防錆塗料で、大別して無機系と有機系に分類されます。亜鉛の持つ電気化学的作用で鋼材の発錆を防ぐため防錆効果が高く、塗膜の損傷で鋼面が露出しても錆が広がりにくいことが大きな特長です。
ジンクリッチペイントの防錆メカニズムとは?
水分や酸素の存在する環境下で、鉄より先に塗料中に配合された亜鉛が腐食する事で鋼材の発錆を防ぐ作用があります。この作用は、「亜鉛の犠牲防食作用」や「亜鉛による電気化学的防食作用」と言われています。
錆止め塗料を塗られたうえに、ジンクリッチペイントを塗ってもよいですか?
ジンクリッチペイントの防食作用は、鉄に直接塗付することで初めて発揮されます。そのため、塗料の種類によっては塗付することは可能ですが、その場合ジンクリッチペイントが持つ防食作用は機能しません。
無機系ジンクリッチペイントと有機系ジンクリッチペイントは、どこが違いますか?
■無機系ジンクリッチペイント
主にアルキルシリケート系樹脂を使用しており、1液1粉末形の塗料。有機系ジンクリッチペイントと比べると、防食性に優れています。その反面、高度な下地処理が必要であること、上塗り時にはミストコートが必要であるなど、制約が多くなります。
■有機系ジンクリッチペイント
主にエポキシ樹脂を使用している塗料。無機系ジンクリッチペイントと比べると防食性の持続は短くなりますが、塗装作業性がよく、施工条件の制約が少なくなります。
1液の有機系ジンクリッチペイントに、上塗り塗装はできますか?
上塗り塗料の種類・仕様の条件によっては可能です。本ウェブサイトの問い合わせフォームまたは電話にてお問い合わせください。
ミストコートとは何ですか?
無機系ジンクリッチペイントは乾燥塗膜になったとき、約10~30%程度のボイド(塗膜内の空隙)が出来ます。約30μm以上塗装された場合、この上に有機塗料が通常の施工法で塗装されると、ボイド部で有機塗料とボイド中の空気が不完全な状態で置換され、発泡が生じます。シンナー稀釈した低粘度の塗料を無機系ジンクリッチペイントの塗膜上に塗装し、ボイド中の空気を塗料に十分置換させて封孔し、発泡を防止する方式を「ミストコート方式」と言います。
無機系ジンクリッチペイントにミストコートを施工する際に使用する塗料の種類及び量は?
- ミストコート用塗料はエポキシプライマーなどの比較的PVC(顔料容積濃度)の高い塗料が適しています。
- 適正稀釈率:塗料の種類により多少変動するが、30~50%(外割重量%)が適正です。(ボイド部の空気と充分置換するため、低粘度にする必要があります。但し、過剰稀釈も効果を低下させます。)
- 適正膜厚:塗料の種類により多少変動しますが、乾燥膜厚30~50μm程度が適切です。薄膜すぎると充分な封孔効果が得られず、厚膜すぎると発泡防止が充分に行えません。
水系のジンク塗料はありますか?
1液1粉末形の塗料になりますが、
・はけ作業性に優れたジンキー3000W
・スプレー施工も可能なジンキー3000DW
があります。主に高耐食めっき鋼板の補修用途として使用されています
ジンクリッチペイントの塗膜中の亜鉛含有率はどのくらいですか? また、亜鉛含有率が高いと防食性能も高いのでしょうか?
ジンキーグレーの場合は約90%ですが、製品によって異なります。また、樹脂による腐食因子遮断効果や耐水性能等も影響する為、亜鉛含有率が高いほど防錆性能がよい、とは一概に言えません。
焼付け塗装の下塗りとしてジンクリッチペイントを使用できますか?
焼付形の製品”ジンキー120”があります。上塗り塗料の種類(使用条件)により下塗りとして適用可能です。本ウェブサイトの問い合わせフォームまたは電話にてお問い合わせください。
亜鉛めっきの溶接箇所に亜鉛末塗料を塗った後に、全面着色をしたいのですが、どのような仕様がありますか??
亜鉛めっきの溶接箇所に「ジンキーグレー」を塗装後、弱溶剤の変性エポキシ樹脂塗料(ユニコープMP2000やハイポン20ファイン)を塗り、弱溶剤上塗り(ウレタン・ふっ素塗料)の仕様をお薦めします。
鉄塔用塗料
ユニコープMPシリーズを塗装する場合の素地調整は?
鋼材や亜鉛めっきなど、被塗物の種類・状態によって下地処理方法は異なります。 本ウェブサイトの問い合わせフォームまたは電話にてお問い合わせください。
ユニコープMPシリーズのうえに、どのような塗料が 塗装できますか?
MPシリーズの品番や、新設か塗替か、期待耐候期間により推奨塗料は変わります。本ウェブサイトの問い合わせフォームまたは電話にてお問い合わせください。
一般防食塗料
ユニコープMPシリーズを塗装する場合の素地調整は?
鋼材や亜鉛めっきなど、被塗物の種類・状態によって下地処理方法は異なります。 本ウェブサイトの問い合わせフォームまたは電話にてお問い合わせください。
ユニコープMPシリーズのうえに、どのような塗料が 塗装できますか?
MPシリーズの品番や、新設か塗替か、期待耐候期間により推奨塗料は変わります。本ウェブサイトの問い合わせフォームまたは電話にてお問い合わせください。
防食ライニング
ミゼロンとはどのような塗料ですか?その特長は?
2液形の無溶剤ウレタン樹脂塗料です。2液内部混合形塗装機を用い塗装します。
- 重金属・特定化学物質は含んでいません。
- 連続塗装で一度に2~3mmの厚膜塗装ができます。
- 耐水、耐海水性に優れています。
- 耐衝撃性、耐摩耗性に優れています。
- 電気絶縁性に優れています。
- 現地塗装も可能です。
ミゼロン塗装に必要な下地処理は?
グリットブラスト処理 グレード:ISO Sa2 1/2以上、表面粗度十点平均粗さRzjis 30~60㎛が必要です。
ミゼロンは通常のエアレス塗装機で塗装できますか?
通常のエアレス塗装機では塗装できません。2液内部混合形塗装機をご使用ください。
レンタル用塗装機をご用意しています。オペレーターの派遣などについてはご相談ください。
ミゼロンを施工出来る塗装業者を紹介してほしい。
塗装業者様のご紹介は可能です。本ウェブサイトの問い合わせフォームまたは電話にてお問い合わせください。
ミゼロンは亜鉛めっき鋼材にも塗装できますか?
亜鉛めっき鋼管柱などにご使用いただいております。本ウェブサイトの問い合わせフォームまたは電話にてお問い合わせください。
ミゼロンは(ふっ素樹脂塗料やフタル酸樹脂塗料などの)既存塗膜の上に塗装できますか?
ミゼロンに期待される塗膜性能が発現しない可能性が著しく高くなります。既存塗膜は完全に除去して下さい。
ミゼロンの材工の積算単価を教えて下さい。
標準的な材工価格の設定はございません。本ウェブサイトの問い合わせフォームまたは電話にてお問い合わせください。
ミゼロンはコンクリートに塗装できますか?
様々な部材向けで実績がございます。本ウェブサイトの問い合わせフォームまたは電話にてお問い合わせください。
また、農業用水路や流雪溝などへの塗装は、OM水路ライニング工法協会にお問い合せください。
OM水路ライニング工法協会代表:株式会社大塚工業
TEL:076-429-0755
ホームページ:http://www.ootuka.co.jp/
既設の鋼管杭や鋼矢板への防食塗装は可能ですか?
水中やスプラッシュゾーンなど、湿潤面への塗装はできません。
ミゼロン塗膜に傷がついてしまいました。補修できますか?
部分補修には、補修用「ミゼロンB-500/A-5000」をご用意しています。
ミゼロンS-100、S-700、B-500は何が違うのですか?
S-100は杭・矢板や海洋構造物他一般用で、耐食性能・耐久性が高く、使用用途も多岐にわたります。
色相は、黒とグレーがあります(混合比は容量比で3:1、重量比で3.2:1)。
S-700はJIS G 3443-3(水輸送用塗覆鋼管)、JWWA K151(ポリウレタン被覆方法)に適合したポリウレタンです。主に土中埋設水輸送艦外面に使用されています。屋内外環境での使用に優れますが、没水環境・スプラッシュゾーンなどではS-100をご使用下さい。 色相は黒のみとなります(混合比は容量比で3.5:1、重量比で4:1)。
B-500 は S-100、S-700の補修用塗料です。へら、コテを用いて施工します。
色相は、黒とグレーがあります(混合比は重量比で3:1)。
ミゼロンの着色仕上げは可能ですか?
上塗り仕上げの仕様をご用意しています(ウレタン、またはふっ素)。本ウェブサイトの問い合わせフォームまたは電話にてお問い合わせください。
ミゼロン塗装後の養生期間はどのくらい必要ですか?
標準養生期間は7日間です(気象条件により変わります)。ハンドリングは翌日から可能です。
微粒子亜鉛末
微粒子亜鉛末のタイプはどのようなものがありますか?
弊社亜鉛末については有害物質がほとんど含まれておらず、Pb 0.08ppm以下、Cd 0.007ppm以下でRoHS指令などの規制に適応しております。平均粒形3.6~12μmのタイプを取り扱っております。
全亜鉛、金属亜鉛量は?
全亜鉛量(T-Zn)99.0%以上、金属亜鉛量(M-Zn)95.0%以上です。
微粒子亜鉛末の製品検査はどのようなやり方で実施しているのですか?
レーザー回折・散乱法を使い、平均粒径の粒度分布を確認し、篩い残分測定、成分分析測定を実施し、出荷しております。